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tarコマンドメモ

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tarコマンドのメモ.

アーカイブをあるファイルサイズで分割して作成する時は,

$ tar -c -v -f <arc.tar> -M -L <分割サイズ(単位キロバイト)> <アーカイブするファイル>

アーカイブが分割サイズ以上になると,

Prepare volume #2 for `<arc.tar>' and hit return: 

と聞かれるから,

n <arc.new.tar>

と打つと<arc.new.tar>というファイル名で続きのファイルを作成してくれて,これが全てのアーカイブを保存するまで続けられる.

展開するには,

$ tar -x -v -f <arc.tar> -M

と打てば,同じように2つ目以降のアーカイブを聞かれるので順次指定していく.

差分でアーカイブを作成する時は,

$ tar -g <list.snar> -c -v -f <arc.tar> <アーカイブするファイル>

として,一つ目のアーカイブ<arc.tar>とスナップショットである<list.snar>を作成する.以降の差分アーカイブ作成時やリストア時にはこの<list.snar>が必要になってくるので絶対に消さない事(<arc.tar>の方は,リストア時にはもちろん必要になってくるが差分アーカイブ時には必要ないので,移動してしまっても構わない).

そして二つ目以降,先程作成した<list.snar>を指定して,同じように

$ tar -g <list.snar> -c -v -f <arc2.tar> <アーカイブするファイル>

と作成する.

差分アーカイブのリストア時には,<list.snar>を指定して,作成していった順番にリストアしていけばいい.

$ tar -g <list.snar> -x -v -f <arc.tar>
$ tar -g <list.snar> -x -v -f <arc2.tar>